7/05/2008

シンガポール航空


パースへはシンガポール経由だったので関空-シンガポールが6時間半くらい、シンガポール-パースが5時間ほど。

初めて乗ったシンガポール航空だけれども噂通り、私の中では最高に快適な『空の旅』。
まず座席間隔が前に乗った時よりも広くてホッとする。(「前」が7〜8年前でエコノミー症候群て言葉も殆ど聞かなかった頃だから全体的に改善されたのかな??)

自分の中で比較できるのが日本とアメリカの航空会社しかなく、当然、日本の航空会社が一番良いと思っていたけれど......母は前回カンタスで行ったけれども、やっぱりシンガポール航空に感激してました。

どこが良いのかというと心のこもったサービスというのか細やかな心遣いというのか..。
例えば日本の航空会社の場合、アメリカに比べると遥かに丁寧なんだけれども、用事があるときは声をかけないと滅多に視線が合わないのに対して(忙しいから仕方ない)シンガポール航空はふと視線を上げると目が合い、笑ってくれたり何か聞いてくれたりする。(人数も多かったと思う)

機内の電気が消えている時に、窓際に座っていたので窓側の明かりで十分本が読めていたんだけれども、ふと顔を上げるとスチュワーデスさんが「電気をつけましょうか?」と聞いてくれたり、普通は消灯になると飲み物は言わないと配ってくれないと思ってたけど常にお水とジュースを持って来てくれ、母が「ホットグリーンティー」とややこしい事を言ってもしばらくしたら個別に入れて来てくれたり..(非常に美味しい緑茶だったそうで、お茶も小さなトレーにナプキンを敷いてくれていたので、その後少し揺れたときに、テーブルを汚さずに済んだ。)

行きは日本語が通じる人が居なかったので、入国カードについて片言英語であれこれ聞いてもホントに笑顔絶やさず教えてくれて、各自の座席前にあるモニターの調子が悪かった叔父にはトランプくれたり。

そして朝。
日本の場合は「おはようございます」とは言うものの、しなければならない事を迅速に行うため、素早くおしぼりを渡して去って行く感じ。
アメリカの場合は無言でタンタンっときつめに肩をたたいて起こされ、無言でテーブルをセッティングしてピーナッツの袋をポイっと置いて行く....。

シンガポール航空は"Good morning,Madam.."と肩をやさしくたたいて起こしてくれた。(^^)
こちらがちゃんと起きてるのを待ってから笑顔でおしぼり渡してくれたりするのが、数秒の違いなんだろうけれどもやはり心遣いを感じる〜。

そうそう、機内食もパン以外(ちょっとパサパサしてました。残念)美味しかった〜。コーヒーも。
久しぶりの飛行機なので「今はそういうサービスを皆しているよ」という話もあるかもしれないけれど、記憶に残ってる「空の旅」よりも遥かに快適な時間でした。
(ちなみにカンタスはパンだけは美味しいとか...)

*前の飛行機が離陸した所。上から淡路島を見た辺りからちょっとずつ気持ちも高まってきました。


*顔もスタイルも同じ東洋人とは思えない。制服も素敵だった〜。

*ここはただの待ち合いの場所ですが...この空港自体が本当に美しい。今まで関空見ても「きれいだな〜」と思ってたけど、華やかでいて落ち着いた色使いを見てしまうと.....関空がやけにかすんで見えました..



パースのお話はmixにて。

2 件のコメント:

きっじょあ さんのコメント...

シンガポール航空、とっても細やかで親切なのですね!
いいなあ〜乗ってみたいです!
もう国際線の飛行機なんて、オーストラリアに行ったっきり
10年以上乗っていませんから(^_^;
アメリカの飛行機って、たたき起こすって感じですか〜
なんかいかにも、ですね。
カンタスは乗りましたけど、、、良く覚えてないです(^_^;
全体的に気さくな感じはしたと思いますが、食事、どうだったかなあ〜

ボビさん、検査の結果はまずまずで良かったですね。
そりゃあやっぱりすねますよね〜
それがまたかわいい(*^_^*)

*sue さんのコメント...

ホントにホントに一押し!です。
乗り継ぎしてでもこっちがいい〜〜って思ってしまいましたよ。(^^)

カンタスの食事は現地のガイドさんのお話です。うちの母は「おいしかったかどうかあんまり覚えてないけどこっち(シンガポール)のが美味しい」らしいです。

アメリカの飛行機は特に国内線だったからこういう感じだったのかもしれないですー。
「通路、通れる?」くらいの恰幅の良いスチュワーデスも初めて見ましたし、年齢も絶対40歳より上だわって感じの人達がたくさんいました。「スチュワーデス=若くて奇麗」って思ってたんですが「さすがに飛行機で移動する大きな国だから、そんな厳選してる場合じゃないんだわ」と思った記憶があります。

ボビィの検査は一安心です。(^^)
うふふ、拗ねたボビィは頭頂部をグリグリ押し付けて来て、側から離れず、かわいかったです。