11/13/2010

検査の結果

2010年1月9日。
お昼前に電話が鳴る。

まず、歯茎の腫瘍は良性で問題なし。(細胞診だけだったので、念のため取ってもう一度確認してもらった)
肝臓は組織が破壊されている(老齢性による肝硬変)が、腫瘍片ではない。

問題の腎臓は「腫瘍ではない」という結果。
もともと腹腔鏡で腎臓の中までは見えず、手探りで細胞診をした結果、病変のない所を取ってしまったのかもしれない。

しかし腫瘍全体、腎臓が全て癌化している訳ではない事が分かった。
という事は非常に悪性度の強いものでない事も分かった。
(悪性度が強いと腎臓全体に転移してみられるはず)
腎臓に正常な部分が残っているという事。
(今の段階では腎機能に問題もでてはいない)

今の段階で切除するのはリスクが高すぎるので、今後はエコーでしばらく経過を追いながら、一ヶ月後くらいに再度CTで腫瘍全体をみてみるのがいいように思う。
CTでみる事で腫瘍の悪性度はわからないが、どれくらい浸潤しているのかなど、全貌が分かる。

心配していたけれども、これは今の状況では一番よい結果かもしれない。
良性であるとは思っていないから。

明日はサプリメントが届く。
緑イ貝とβグルカンたっぷりのチャーガ、ローヤルゼリー。

もしかしたら食事やサプリメントで癌とつき合いながら寿命を全うする事ができるかも。
希望が見えてきた!


12月にちょっとした下痢で再び病院へ行った時の護衛官

心配な夜

その日の夜中は何度か目が覚めるが、少し泣いている。
お腹が痛いのか。。。
布団の外にでている手足が非常に冷たくて心配になる。
寝返りが打てないようだと気付き、寝返りを打たせてさすってやると泣き止む。
手がしびれているのかも。
手足を私の方に向け、布団の中にいれた。



次に目が覚めると手が温かい。ホッとする。
明け方は自分で寝返る。

朝はオシッコがしたかったのかスッと起きて濃いオシッコをする。
そのままソファにあがり(ソファにはあがれる)またうとうと。
ご飯の催促もないけれど、勢いもないけれど、でもアベーラがリンゴをもらってると自分からやってくる。

それから朝のご飯はちゃんといつものようにボウルの前で待ってる。

昼間は心配になるくらいぐっすり眠っている。

前回麻酔かけたのはいつだろう??
2006年にファーブルで腫瘍を5個ほど取ったとき以来だと思うけれど。
あの時は完全に覚めてからあったけれど、それでも次の日にこんなにぐったりしていなかったような。。。あ、でも去勢手術後はかなりうつうつしていたか。。
麻酔をかける時間にもよるだろうけれど、今回は二時間近かったらしい。

うっかりしてたけれど、長くないだろうか?????
検査は30分か小一時間と聞いていたけれど。。。

さめにくかった麻酔


最初はすぐに覚めると思っていたのに、なかなか覚めなかった。

2時頃、先生の説明を受けているときに院長先生が歯石も取っておこうかと聞かれ、そうしてもらった。
最初は3時くらいに覚めて、一時間程様子をみて、、という事だった。
3時前に診察室にボビィが運ばれてきたときは目をあけて首を起こしたりできる状態だったけれど、そのまま、少し起きたりまた寝たりを繰り返し、なかなか起きない。

点滴(リンゲル液)が1本終わり、2本目の時に川上先生が、一泊する事をすすめるけれども、つれて帰りたいので待たせてもらう。
もし早く目が覚めたら連絡してくれるとの事。
連絡なければ7時半に戻ってくる事に。
7時半頃目がさめてくれたら、それから1時間ほど様子をみて帰れる事に。
そのまままた預けて外にでる。

一旦家に戻ってもいいんだけれど、7時半まで3時間もないし、年末の夕方に気もそぞろに運転したくなくて周辺の喫茶店をハシゴして編み物と読書。

7時前に連絡が入り、7時過ぎに病院到着。
ボビさん、よろけつつ、シッポ振ってでてくる。
私が預けた後に、割とすぐ起きたらしい。
大事をとってそこからしばらく様子をみていてくれたそう。

でもこの待ち時間の長かったこと!
心配だった事!!!

少し先生の説明があり、薬をもらい、外に出る。
点滴を二本していたのもあって、やっぱりかなりオシッコしたかったみたい。

ボビィはこういうとき、いつもだけれど視線を会わせない。
怒ってるんだろうと思う。

帰りの車もかなりうつらうつら。
車から降りる時も立ち上がれない。
家の中でも滑りそうなとこでは足があまり踏ん張れない様子。
すぐにご飯を食べたい訳でもなさそうで、またベッドで少し眠る。

少し嘔吐くので気持ち悪いのかも。
1時間半ほどしてから薬とご飯をいつもの1/3あげる。
ベッドから起きてこないので持っていく。こんな事は初めて。

ピッピをさせたかったけれどもせず。
それ以上も要求せず、また寝てしまう。。。

11/12/2010

腹腔鏡手術

9:00am
リバティ動物病院

簡単な説明の後、ボビさんを預ける。
嫌々ながらもいつものように結局は嬉しそうに中に入る。
もし腫瘍が脾臓であった場合はそのまま摘出手術に入るとか。
それならば一度で済むし、体の負担を考えると良さそうだと思うが。。。。。たぶん、それはないと思う。


私は近所でお茶しながらも何もする気も起きず、ぐずぐず本を一時間半程読むが、結局IKEAに行く事にする。
行けば行ったで夢中で時間が過ぎたけれど。。。

1:50pm 
急患が入ったとかで予定より遅れていたが、結果、内視鏡検査は喉も腸も問題なし。
脾臓も問題なし。膀胱などもきれい。肝臓は非常に綺麗だが(色艶)一部変色し(シナモン色)肝硬変になっているらしい。(組織検査まち)

他の12歳のコの肝臓を見せてもらったが、もっと色が薄くなっていてボゴボゴした感じ。
それをみるとボビィはとってもきれいだと思った。ホントにスーパーにある、あの感じ。

腎臓の中に腫瘍があり包まれた状態なので腹腔鏡でみながらエコーでもみると、やはり中にある。心配していた癒着はなく、表面はキレイ。
腎臓の中にあることから、たぶん移転はしにくいとか。

原発が腎臓であると毋の時のようにスッキリ取れそうな感じもするけれども、リンパ腫などになってくると深刻。
でもリンパ腺も腫れていなかったので、たぶん、腎ガンではないかと思うんだけれど....

麻酔も安定した状態でかけられたとのことで、今後摘出手術となっても問題なさそうとのこと。
現時点で考えられる一番良い結果になってると思う。
たまにえづいたりするのは、肝臓の機能が低下すると、肝臓と胃、腸は太い血管でつながっているため、消化機能にも影響があるとか。回数を分けてあげること、消化に良いものを心がける事。

腹腔鏡の動画を見せてもらったけれど、ボビィの体内は非常に奇麗に思えた。


まだまだボビさん、全然大丈夫。

何かできてます...


ボビさんは月1回くらいのペースで肝臓のお薬をもらうために病院に通っていた。
もうそろそろ行かないと...と思っていた去年の12月15日に血便がでた。
ビックリして病院へ連れて行く。

そして触診している時に「んん??」となり、検査した結果、脾臓か腎臓かどちらかに3.5〜4cmの腫瘍が確認される。
8月にエコーで見た時には確認されていなかったもの。

脾臓と腎臓は上から見た場合に重なる様な位置に見えるため(実際は背中に腎臓、お腹の下に脾臓)エコーではどちらからの腫瘍なのははっきり診断できない。

レントゲンで見た場合では脾臓に腫れがないので、おそらく腎臓である可能性が高い。

脾臓の場合は悪性であれ、良性であれ、放置しておくと貧血を招くので摘出しなければならない。
腎臓の場合は悪性でなければ要観察でもよいが、腎臓の腫瘍の殆どが悪性だそうだ。(しかも8月からの間に急激に大きくなっているの怖い)

選択肢は
*開腹手術をする
メリット:悪性である場合、そのまま摘出できるので1度で終わる
デメリット:エコーやレントゲンで見て分からない転移があった場合、何もしないで閉じる=ボビィへの負担も大きく、寿命を縮める

*腹腔鏡検査
メリット:悪性か良性か、どのような状態なのか狭い範囲ではあるが見て確認ができる。細胞診もできる。
デメリット:小一時間ほどの麻酔が必要。腫瘍を一部切り取っての検査になるが、危険がゼロではない。でも耐えられる検査。

*CT検査
メリット:10分程の麻酔。場合によっては無麻酔もあり。
デメリット:悪性か良性かは判断できない。怪しい場合は再度それから腹腔鏡検査になる可能性も高い。

悪性度が高いと思うのでCT検査は二度手間になるように思うから、腹腔鏡検査をお願いする。
ついでに血便が出た腸と、嘔吐く(えずく)原因や声が枯れている原因も見てもらうため、内視鏡で腸とノドを見てもらえるから、やっぱりこれが今は最善だと思う。
そして今は血液にも他の食欲、元気においても問題のない状態。

この検査手術に向けて心臓の伸縮率をエコーでみてもらったが、平均より少し悪いらしい。なので手術まで心臓の伸縮率をあげる薬を飲む事になる。
これは副作用もないそうだ。(本来ならば要観察で薬を飲むような状態ではない)



ボビィはこの病院では何故かエコーもレントゲンも賢くおとなしい。
お腹もみせるし暴れないしハァハァも言わない。
ここの病院で良かったーーーとつくづく思う。

エプリース

あちこちに記録を残していると結局後から何処に記録したっけ?となり、忘れてしまっている...。1年前の事なのに。。。orz

という事でiPhoneに変えて残っている所から書き留めておこう。

去年の夏、ボビィの歯茎にプツっと5mmほどの腫瘍らしきものを見つけて真っ青になった時、色々探して新しい病院へ連れて行く。(結果的にここの病院は股関節の手術をした病院と同じくらい、今までで一番よい病院となる)
それで色々検査した結果、これは「エプーリス」という良性のものだったので取らなかった。




その時にした色々な検査で(「色々」って便利な言葉...)やはり肝臓の数値が高くなってきているので、薬を飲む事になる。
飲むと下がりかけるし、でもまた少しあがるし、薬の種類を変えるとまた少しさがったり...
でも劇的な変化はなく、でも悪くなる訳でもなく...という感じ。

でも色々な検査の結果、気になるのは肝臓だけで、眼の検査(この病院は眼科が専門でもあるので)もしてもらい、白内障などの心配もなく(前になりかけてると言われたのは何だったのかしら??)奇麗な目をしていると言われた。

それが12月までのボビィ。

11/09/2010

アベーラ

あれ?さっきはボビさんの写真は大き過ぎたのに今度は写真が小さく表示された。。
むむむむむ。。。
なんだか最近、ついていけてないなぁ...( ̄^ ̄;)


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ご、ご、ご……

毎度毎度のご無沙汰で何と言って良いのやら。。。
いえ、もう、言い訳はしません。ハイ。

という訳で近況報告です。

Abellaはその後、元気に過ごしていますが、数ヶ月おきに下痢します。

なぜあんなふうになったのか?原因は結局わからないまま。
病院変えて突き詰めてもいいのかもしれませんが、とにかく回復してくれたこと、以後はたまに下痢するけど元気なこと、他に問題(レントゲン、エコー、血液など)がないため、今に至っています。

保険に入っていない護衛艦の医療費は………私が買ったiMac二台分。病院変えて原因追求する気力は萎えました。。。


で、ボビィですが、去年腎嚢胞が見つかり、それが原因なのか(治療中)最近はピッピが非常に頻繁になっています。
でも一時期よりは良くなりつつあるようです。

幸か不幸か腎嚢胞の為にあらゆる検査をしてる訳ですが、やっぱり肝臓が悪かったり腎臓も少し悪くなりかけたりしてますが、他の臓器はピカピカしてるようです。
目もきれいで。
やはり腰や関節はそれなりに擦り減ってきてるようですが……

またこの経過は徐々に記録しようと思います。





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