11/12/2010

何かできてます...


ボビさんは月1回くらいのペースで肝臓のお薬をもらうために病院に通っていた。
もうそろそろ行かないと...と思っていた去年の12月15日に血便がでた。
ビックリして病院へ連れて行く。

そして触診している時に「んん??」となり、検査した結果、脾臓か腎臓かどちらかに3.5〜4cmの腫瘍が確認される。
8月にエコーで見た時には確認されていなかったもの。

脾臓と腎臓は上から見た場合に重なる様な位置に見えるため(実際は背中に腎臓、お腹の下に脾臓)エコーではどちらからの腫瘍なのははっきり診断できない。

レントゲンで見た場合では脾臓に腫れがないので、おそらく腎臓である可能性が高い。

脾臓の場合は悪性であれ、良性であれ、放置しておくと貧血を招くので摘出しなければならない。
腎臓の場合は悪性でなければ要観察でもよいが、腎臓の腫瘍の殆どが悪性だそうだ。(しかも8月からの間に急激に大きくなっているの怖い)

選択肢は
*開腹手術をする
メリット:悪性である場合、そのまま摘出できるので1度で終わる
デメリット:エコーやレントゲンで見て分からない転移があった場合、何もしないで閉じる=ボビィへの負担も大きく、寿命を縮める

*腹腔鏡検査
メリット:悪性か良性か、どのような状態なのか狭い範囲ではあるが見て確認ができる。細胞診もできる。
デメリット:小一時間ほどの麻酔が必要。腫瘍を一部切り取っての検査になるが、危険がゼロではない。でも耐えられる検査。

*CT検査
メリット:10分程の麻酔。場合によっては無麻酔もあり。
デメリット:悪性か良性かは判断できない。怪しい場合は再度それから腹腔鏡検査になる可能性も高い。

悪性度が高いと思うのでCT検査は二度手間になるように思うから、腹腔鏡検査をお願いする。
ついでに血便が出た腸と、嘔吐く(えずく)原因や声が枯れている原因も見てもらうため、内視鏡で腸とノドを見てもらえるから、やっぱりこれが今は最善だと思う。
そして今は血液にも他の食欲、元気においても問題のない状態。

この検査手術に向けて心臓の伸縮率をエコーでみてもらったが、平均より少し悪いらしい。なので手術まで心臓の伸縮率をあげる薬を飲む事になる。
これは副作用もないそうだ。(本来ならば要観察で薬を飲むような状態ではない)



ボビィはこの病院では何故かエコーもレントゲンも賢くおとなしい。
お腹もみせるし暴れないしハァハァも言わない。
ここの病院で良かったーーーとつくづく思う。

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